まな板ファブリックパネルの図案作りを始めたところ。出来上がりサイズは横40 × 縦30cm。板の厚み分を加えてプラス10cm弱は刺したいので、横が約50cm分の図案を考えてみる。布はペリープルを使う予定。この布は横が7目/cm、縦が8目/cmなので、刺す目数の目安は7目×50cm=350目になる。
さて、この350目をどう使おうかな。ということでメインになる部分の試し刺しがこれ。
①猫の足(29)を2個並べる
②3筋囲み
③3筋上げ豆こ(9)を結んで
④3筋囲み
⑤だんぶりこ(23)を結んで
図案を分解するとこんな感じです。目数で考えると、
① 1+ 29 → 30(中心からの目数: 30)
② 1+ 3 → 4(中心からの目数: 34)
③ 1+ 9 → 10(中心からの目数: 44)
④ 1+ 3 → 4 (中心からの目数: 48)
⑤ 1+ 23 → 24(中心からの目数: 72)
こぎん刺しの模様、「もどこ」は基本的に左右、上下対称になるのでこんなふうに1/4刺すと全体のイメージがつく。中心の目を1としてそこからの目数で計算するとどんな「もどこ」が入るか考えやすいので、私はこうやって考えることが多い。図案の考え方のアプローチ、どうやったら分かりやすいのかなあ…。数学の問題で答えは同じなんだけど人によって考えるルートが微妙に違う時とか。そういう時に説明をしたりされたりすると理解に時間がかかるみたいな感じで悩ましい。他の人が作ったExcelは解読が難しい😓感覚というか。この部分は自分の中でも手探り、手探り中。
うんうん知恵を絞りながら図案を考えて、いざ刺し始めて。いけると思って刺し進んで、最後にこれ合わないぞ…ってなったときはめちゃ焦る。(だいたいわかるのは結構刺してからのことが多い😢)このまま進むのか、解くのか?これがこぎん刺し最大の難しさであり、面白さなんでしょうなあ。