とりこぎん

こぎん刺しを楽しむブログです

こぎん刺しの図案3

今作っているまな板ファブリックパネルは、ひたすら刺している。とにかく刺す、段階なのだ。この間を大変とみるか、楽しい時間とみるか。大変といえば大変なのかもしれないけれど、それなりに楽しい時間だったりする。私はドラマをみたり、ラジオを聴いたりと、ながら刺しをすることが多い。そのせいか、たぶん刺すスピードはゆっくりペースなんだと思う。一時期、もう少し速く刺したいと頑張ったこともあったけれど。刺し間違いも増えるし、手への負担なんかも考えて、今のペースに落ち着いた感じ。なにより問題なのが、部屋の中で刺しているのに、陽が落ちる頃になると眼が弱ってくるのはなぜなんだろう。こればっかりはもう年齢的にしょうがないのかなあ😓

そんなこんなでやっとこのあたりまで。

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それでも、だいぶ模様が出てきた。今回、真ん中に入れている「猫の足」もしっかりと見えてきたぞー。

こぎん刺しの図案の単位となる「もどこ」には、生き物をモチーフにしたものも多い。この「猫の足」もそのひとつ。猫の足なんて、上手く名前つけたなあと思う😊

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「猫の足」を使ったこぎんタイルはこんな感じ。「かちゃらず」という小さな「もどこ」で囲っただけの図案ですが、これはこれでかわいい(自画自賛)。オレンジ色で刺したからかな、柑橘系の輪切りにも見えたり…しない?しないか。

さらに、猫つながりで、「猫のまなぐ」という「もどこ」を。「まなぐ」とは津軽弁で「まなこ(眼)」のことらしい。

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「猫のまなぐ」を使ったこぎんタイルも。これは間に糸流れで囲みを入れた図案で、ちょっと眠そうな猫さんが並んでいるような感じに仕上がっているかな?

幾何学模様の中に自然のモチーフが織り込まれたこぎん刺しの図案。知れば知るほど面白い、こぎん刺し。