とりこぎん

こぎん刺しを楽しむブログです

こぎんタイル番外編 J 3 / 60

またまた以前に仕立て前でブログにあげたシリーズ。まだしばらく続きます。【こぎんタイル3】にある図案です。

# 3

 布:コングレス(オリムパス) 生成り

 糸:25番刺繍糸(コスモ) 青 218  /  黄色 2299

    「粘り花の重ね」(19)を連続で並べたもの。青と黄色で斜めのストライプになるように色を変えてみた。糸が表に渡る部分が多い図案なので、色がはっきりでている印象。

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刺し終わった感想としては、3目あけくらいにして少し「もどこ」どうしの間隔を開けてもよかったかと。布と表に渡る糸の分量を意識して図案を考えるといいのだけど、これがまた難問で😓余白を生かすとかって、ほんと苦手。料理の盛り付けでもよく言われるけど、大きめのお皿をあえて使うとか、なかなかできないやつー😵‍💫たくさん刺していくうちに感覚がつかめてくるといいなあ。

もうひとつ、ほんとは縦のストライプにしたかった。でも、そうすると「もどこ」を縦に分割することになってしまう。そういう色の変え方もあるけれど、なるべく「もどこ」を割らない方が刺しやすいのも確か。見た目やデザイン性をとるか、刺しやすさをとるか。これも悩ましいところ…。

こぎんタイル番外編 J 2 / 60

こぎんタイルでJ60クラブチャレンジ。これも【こぎん刺しの図案6】で出したものなので、図案についての細かい話はここでは触れずに。

# 2

 布:コングレス(オリムパス) 生成り

 糸:25番刺繍糸(コスモ) 青 2167

    「田の畔」(45)を連続して並べたもの。米どころなので、一面に広がる水田をイメージして。

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囲みの内側で、角の上と下の頂点のところをあえて1目刺さないところがお気に入りの「もどこ」。直線的な図案の中にちょっとだけ丸みがでて柔らかくなる印象。ほんの一工夫で変わるものだなあと。こぎん刺し深いです。

 

こぎんタイル番外編 J 1 / 60

こぎんタイルでJ60クラブチャレンジ。やっといくつかが仕立てまでできたので、できたものから記録として残していきます。

どこのクラブをイメージして作ったかを書いていくか迷い中だけど、現況ではあえて書かずに。完走できた時に答え合わせみたいにしてみようかと。中にはまるわかりのもあると思うけど😅

順不同、出来上がった順で。

# 1

 布:コングレス(オリムパス) 紺

 糸:25番刺繍糸(コスモ) 緑 2118

    「うろこ」(15)と「裏うろこ」(15)を交互に並べたもの。基礎的な模様でありながら、こうして並べるとなぜかこぎんぽくならないような?

一応、海と山のイメージから「うろこ」を選択してみた。

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と、こんな感じで、布と刺繍糸の色と「もどこ」の種類と並べ方を記録して。どのチームかというところを伏せると書くことが少ないな…。これは仕立て前に【こぎん刺しの図案5】で書いていたものでもあるのでなおさらか。そういうこぎんタイルがいくつかあるので、そこはさらっといこうと思います。

 

 

 

こぎんタイル5

だいぶ刺していたものがたまってきたので仕立てるかーと、重い腰をあげたと思ったら。やってしまったー😱まさかの裁断ミス。仕上がりサイズぴったりに切ってしまった。久しぶりなので、まずひとつ作ってからまとめてカットしようとしていたので、大怪我にはならなかったのが救いかも。さっそく刺し直し第1号発生で凹む…。

図案というか色を変えるところであまり納得いってないものだったから、ご縁がなかったと思うことにするかあ。と、いいつつ後ろ髪ひかれる。色の変え方はもう少し研究したいところだし。同じものを作り直すか、手直しするか。

私は、これまで色を変えるタイミングは「もどこ」のキリがいいところにしていたのだけれど、この時はあえて途中で色を変えてみた。結果、めちゃ刺しにくい!その割に出来上がりも、これでいいのかな?って感じで。

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まず感じた刺しにくさ。やはりこぎん刺しの成り立ちからして、ある程度のサイズを刺すようにできているのがその要因なのではないかな。大きなものを刺していた時に、思っていたよりも刺しやすいと感じたので、こんなふうに考えついたのかもしれない。色を変えるために不自然なタイミングで図案がぶつ切りになると、急に針が止まる。頭も止まる。その違和感が仕上がりにもでている気がする。絵画のようなこぎん刺しを刺す方たちは、いったいどんな頭の切り替え方をしているの⁇もう尊敬しかない。

あっさり撤退して、色を変える場所を変えて再チャレンジかなあ。

こぎん刺しの図案8

こぎんタイルは総刺しするのにちょっと小さめサイズ。シンプルに「もどこ」を並べる図案は問題ないが、いくつか組み合わせて囲むような図案になると、どうしても折り返しするところで気を使う。私は図案を書かずに刺しているからいけない、といえばそれまでなんだけど…。これもどちらが正解か分からない問題のひとつ。私が事前に図案を作らないのは「面倒くさいから」がいちばんの理由。たまに試し刺しはするけれど、それも書くよりは刺した方が仕上がりのイメージが出やすいからで。せっかく図案を作っても、実際に刺す時にはあまり見ないことが多いので、面倒に思うのかも…。

ただ、大きめサイズになると組み合わせがあっているかを確認しておきたいというのはある。これこそExcelなんかで確認できるので、いきなり刺し始めないで図案を作ればいいのかなぁと時々悩む。後はこぎんタイルみたいに大きな図案を小さいスペースに刺す時にわからなくなる😣これはこぎんタイルを作る時には切実な問題。こういう時は、やっぱり図案書くべき??と思う。計算して、刺す場所を確認して、…そうこうして悩むくらいなら、それよりも書いた方が早いのか。

悩みは尽きないー。

ちょうど悩むくらいのサイズの例。

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こぎんタイル4

こぎんタイルに使用している布は、生成り、紺、黒の3色。当初は生成りのみでやるつもりだったけれど、糸の中には薄い色もあるので、次によく使っていた紺を試し、さらに黒にも手を出した。赤はどうしようかなと迷い中。同じ系統の色でも布の色によって印象も変わるので、難しさはあるけど。色合わせのおもしろさが、ちょっとずつわかってきたかもしれない。

紺布にピンクで刺した「花こつなぎ」の連続模様。

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シンプルだけどかわいく刺し上がったー。季節柄、桜っぽいイメージで🌸

色を使う時はシンプルな「もどこ」を並べるのもいいな。10cm × 10cm のこぎんタイルでは、サイズに制限がある分、小さめの「もどこ」を使いがち。「結び花」は、目立てが15目の小さくてシンプルな模様で、いつもどこかで使われているくらい使用頻度が高い「もどこ」のひとつ。今回の模様は、前回の小さな赤と黒で「結び花」を交互に並べた時とはまた違う印象に仕上がった。

さらに、まだ途中だけど、黒布に黄色で「結び花」を「糸流れ」で囲んだもの。

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「結び花」を並べたり、つないだり、囲んだり。単純な模様なのに、それを布や糸の色を変えてみると、表情が変わって、まったく別の雰囲気になって楽しい。

紺地に白糸で刺していた古作こぎんがモノクロの世界だとしたら、刺繍糸でカラフルに仕上げるのも現代的でいいのかな。それぞれに良さがあっていい。いろいろと試していく中で、自分の作りたいこぎん刺しが見つけられるといいなあ。

 

こぎん刺しとコーヒー

こぎん刺しのお供は温かいコーヒーが定番。朝いちから一気に家事を片付けて、コーヒーを入れたらこぎんタイム。こぎん刺しに集中しすぎて、気がついたらコーヒーが冷めてしまったりもするけれど。なんとなく手近に温かい飲み物を置いておきたい。普段はとくにコーヒー党ということではないはずだけど、なぜかこぎん刺しを刺す時はコーヒー率が高い気がする。

そんなコーヒーつながりの話。最近は刺繍糸で何色も使ってこぎんタイルを作っているので、追加購入のために手芸屋さんに行く頻度が増えた。よく行くお店と家とのバスの時間が微妙な感覚なので、待ち時間ができてしまうことも多い。たいていは他の買い物をしたり、ふらふらとしているのだけれど、先日は思いついてコーヒー屋さんによってみた。コロナ前は、仕事終わりなどにちょいちょい寄っていたお店。今は生活パターンが変わってしまったので、すっかり足が遠のいていた。勝手知ったるところでも時間帯が違うと店内の空気も違っていて、ちょっとおもしろかった。店内を眺めながら、こういうところでコーヒー飲みながらこぎん刺し…。想像してみたけど、それをやっている自分の姿が全然イメージできなかった😅オープンスペースでおひとりさまこぎん刺し。うん、まだ自分にはハードル高いな。

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