とりこぎん

こぎん刺しを楽しむブログです

こぎん刺しと脳トレ

こぎん刺しの図案を考える時は、使う「もどこ」の目数を元に、あれこれと組み立てていく。中心から外側へ広げて考えていくので、大きな図案になるほどミスも生まれやすい。暗号のような数字をメモしながら、電卓をたたいて(暗算が苦手…)と。なかなか、いい脳トレになっているなぁ、こぎん刺し。間違いに気づくのはそこそこ刺してからのことが多いので、できるだけ慎重に計算してから刺しているけど、それでも間違う時は間違う。

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この写真では分かりにくいが、これも間違っていることに最後の最後で気がついた。色を変えるところで数え間違えたので、図案のミスというよりは、刺し始めの場所を間違えたのがそもそもだったのだけれど。真ん中のオレンジの部分は、目数がちょっと余っていた部分で、埋めようとしたらなんか違和感が。青と白のところはちゃんと計算していたし、少し余った部分はなんとかなるでしょ、と見切り発車したらこういうことになってしまったー。そこも最初からきちんと計算していれば、色を変えた時に間違いに気がついたかもしれないのに…。なぜいけると思ってしまったのか。仕事から離れて数年。こういう感覚が鈍ってきているのを実感。年齢の影響と言ってしまえばそれまでかもしれないけど。自分が思っているよりも慎重に事を進める癖をつけておいた方が何事にもいいのかも、なんて。こぎん刺しを刺すことで、適度に脳へ刺激をしていかねばな…。

ちょっとイレギュラーな事をする場合、今回のように色を変えて作る時なんかは特に、より気をつけなければいけないという、よい教訓になったこぎんタイルでした。